【画像検査アルバム】横浜市・中区の内科・脳神経外科・皮膚科・アレルギー科の当クリニックの画像検査の紹介。健康診断、脳ドック、頭痛外来、がん検診、男性更年期障害の治療も行っています。

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デジタルレントゲン・CTスキャン
レントゲンやCTスキャンでの画像がデジタルデータとして保存されるシステムです。現像したり、保管庫から探し出してくる手間が省けるだけでなく、医師がデスク上でコンピュータを操作し、3次元に回転させながら見たり、画像処理ソフトにより色づけして立体的に見ることが簡単にできます。これにより検査の見落とし率が減り、説明を受ける側の患者さんにも分かりやすいという利点があります。(もちろん、通常のように大きなフィルムに現像することも可能)
CTsabrinaCYRON1 CTsabrinaCYRON1
最新型のデジタルレントゲンとヘリカルCTスキャン(島津製作所製sabrinaCYRON1)。
全身の詳しい検査が短時間で可能です。
電子カルテシステム
電子カルテと検査画像が連動しているため、自動的にデータを探し出し、参照。診察室では、検査結果を一緒にコンピュータ画面で見ながら、ご説明いたします。
電子カルテシステム
右肺気管支3D 腰椎3D 腎臓3D
◎ 右肺気管支3D(左)
肺の中の、気管支もこの通りです。
◎ 腰椎3D(中央)、腎臓3D(右)
腰椎(腰付近の背骨)と、血管・腎臓との関係もこのように分かります。(血管を描出するために造影剤を使用。)
骨盤3D ◎ 骨盤3D
骨盤の骨の結合の様子を回転させながら見ているところです。仰向けで横になった状態で撮影しても、この通りナナメ45度の角度からも表示できます。(360度回転させながら様子を見ることが可能。)
3D-CTA
造影剤を使用して脳血管を詳しく立体構造までチェックできる検査です。3次元で回転させながら見ることで複雑な脳血管の異常を正確に調べることが可能。(造影剤は、腕の静脈から点滴します。)
脳血管ステレオグラム 脳血管ステレオグラム
脳血管はとても複雑。画像処理ソフトにより色づけをして立体的に分かりやすく見ることで、血管どうしが交差する部分や曲がる部分でも、血管の異常を見つけ出しやすくなります。また患者さんが説明を受ける際にも立体像として見ることができるため、理解しやすくなります。
左中大脳動脈瘤 ◎ 左中大脳動脈瘤
脳血管を画像処理した立体カラー像。左中大脳動脈瘤(矢印の箇所)にプクッとしたコブがあるのが分かります。この写真は(ホームページ掲載の都合上)一方向ですが、コンピュータ操作でこれをクルクル回転させ、コブの上下・左右から見ることができ、その状態を詳しく知ることができます。つまり、脳をタテ・ヨコ・ナナメ・・・と色々な方角に輪切りにする方角での画像が見られるのですね。
ちょこっとコラム
3D-CTA(3次元脳血管造影)はどうして有用なの?
脳の検査というと、CTやMRIで脳を輪切りにしたような写真を撮影する(スライス撮影と言います)のですが、スライスの方向は、普通は脳を横に輪切りにする方角です。
この一方向だけの撮影では、ちょうど見る事ができない血管狭窄や動脈瘤が存在します。
しかし、造影剤を使用し血管をはっきり映すだけでなく、その血管構造自体を3次元に回転させた画像をみることができれば、検査での見落とし率がグッと少なくなるのです。
 
通常の頭部CT ◎ 通常の頭部CT
造影剤を使用しない、通常の頭部CT。造影剤で血管のコントラストを付けていないため、血管の状態はほとんど分かりませんね。また、この一方向だけでのスライスでは見落としてしまいそうな血管構造がありそう・・・と、直感的にお分かりでしょう。
レントゲン・CT検査のX線影響
当院で行うレントゲン検査・CTスキャンは、患者さんの体格や部位に応じ自動的にX線被ばくを抑える機能【被ばく低減機構】が搭載された最新型の機器であり、また短時間で撮影が終了できるため、その影響は微量です。
もちろん当院の機器に限らず最近の検査機器は以前に比べ格段に進歩しており、その被ばく量も少なくなる傾向がありますが、元々医療X線検査は被ばく量が少なく、胸部レントゲン撮影のような単純レントゲン撮影なら年間760枚分、全身(頭部・胸部・腹部)のCT検査なら年間42回分に換算される量までのX線検査は、安全であるとされています。【国連科学委員会(ICRP)】
ちょこっとコラム
年間の安全X線量は何ミリシーベルト?
1年間に一人の人間が医療X線として、年間50msv(ミリシーベルト)の放射線を受けても安全だとされています。この量は国連科学委員会(ICRP)によって、現在および将来においても健康を損なう恐れがないとされる量です。
この量は、上記のように健康診断で行う胸部レントゲン撮影のような単純レントゲン撮影なら年間760枚分に換算されます。また、全身(頭部・胸部・腹部)のCT検査なら年間42回分に換算される量です。
余談ですが、X線検査を受けなくとも、人は自然放射線被爆量として周囲の環境から年間約2msvの放射線を受けます。
このように各検診や具合の悪いときなど、通常の診療で行われる医療X線の、からだへの影響はごく微量です。どうぞご安心下さい。
ただし妊娠中の女性腹部については年間10msvまでが許容量です。どうしても必要な場合以外は、妊娠中の撮影は避けたほうが良いですね。妊娠している可能性があるかたは、あらかじめ検査前に申し出てください。
 
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